まだまだ大人になりたての20代、初めて社会に出て荒波に揉まれる年代でもあります。今日は、双極性障害(躁うつ病)持ちで、HSPを自負する私が、30代女性という人生の先輩の立場から、私と同じ繊細さんな20代女性が、人生を自分軸で生きられるようなアドバイスをお届けしたいと思います。ぜひ、耳を傾けていただければ嬉しいです。
20代の時に知っておきたかったこと①自分の心と健康が一番大事
まず、20代の時に知っておいて欲しいことは、自分の心と健康より大事なものはひとつもないということです。20代の頃はまだまだ若いですし、無茶がきく年齢だと思います。頑張りすぎて、メンタルや体の健康を害してしまうこともあるかと思います。「早く成功したい」とか「できる人物だと思われたい」とついつい頑張りすぎてしまうことに注意したいものです。私が学んだのは、人生は短距離走ではなくて、長距離走だということです。心と体の健康を大事に、ぜひ自分を労ってあげてくださいね。
20代の時に知っておきたかったこと②適当の本来の意味は”よい”加減
私が20代の時に、人生の先輩方に悩みを相談すると、よくもらっていたアドバイスが「もっと適当に生きなよ」という言葉でした。ゼロか100かの極端思考になりがちだった20代、「適当?そんないい加減なことできない!」と反発していた記憶があります。でも、適当の意味って実はふたつあって、辞書で”適当”と調べてみると、”① ある状態・目的・要求などにぴったり合っていること。ふさわしいこと。②その場を何とかつくろう程度であること。いい加減なこと。”とあります。②の意味で、ネガティブな意味で使われる場合がほとんどだと思いますが、実はこのふたつの意味はイコールなんじゃないかと思うようになりました。周りの年上を見ていると、上手に力を抜くことができる人は、なんとも言えない余裕を持っていて、すごく有能な方ばかりだったんですよね。意外と、いろんな物事のコツは、上手に力を抜くことにあったのです。完璧主義にとらわれず、時にはいい加減に生きることも、人生を楽しむためのひとつのコツかもしれませんね。
20代の時に知っておきたかったこと③背伸びをしなくていい
20代の自分を振り返ると、自分を良く見せようと取り繕ったり、見栄を張ってしまうことがたびたびあったと反省します。20代の時こそ、盛大に失敗しても若さで許してもらえることも多いですし、変に取り繕うのは逆に機会損失になってしまうので、ありのまま等身大に生きるのをおすすめします。実は、なんでもテキパキこなせちゃう人より、ちょっとダメな部分があった人の方が、人間味もあって、周りにも好かれる印象です。大事な20代という時間、ぜひ、等身大の自分で生きて欲しいです。
20代の時に知っておきたかったこと④自分の人生においては自分が主人公
最後にですが、私が人生の先輩にいただいた、一番大事にしているアドバイスが「自分の人生においては自分が主人公」だという言葉です。生きていると、味方ばかりではないですし、時には理不尽に嫌ってくる人や、足を引っ張ろうとしてくる人、利用しようとしてくる人に出くわします。そういう時は、「自分の人生においては自分が主人公」だという言葉を思い出してください。あなたは誰かの人生を輝かせるための脇役に成り下がらなくてもいいのです。あなたの限られたエネルギーは自分の人生を輝かせるために使いましょう。一度きりの人生、自分の生きたいように生きなくちゃもったいないですよ!
まとめ 20代の時に知っておきたかったこと
いかがでしたでしょうか?
20代は環境が大きく変化する人生のイベントも多く、メンタルが振り回される場面も多いかと思いますが、今日お話ししたことを心に留めておいて、人生の荒波を乗り越えるヒントにしていただければ嬉しいです。